これから結婚する人たちへ ~新しい結婚準備のカタチ、教えます~ 「第三回 これからの結婚式はこう変わる!」

次のテーマは「これからの結婚式はこう変わる!」です。

前回のテーマでも少し触れましたが、今後も結婚式の自由度に対するニーズは増してくると思います。
その中でも少し前より「和の結婚式」が見直されてきていますよね。

確かにそうですね。
最近は「和婚式」ブームと言っていいかもしれません。
やはり藤原紀香さんや沢尻エリカさんなどの芸能人の影響が大きいのでしょうか。
去年からノエルでも、和婚がじわじわと増えております。
羽織袴と白無垢で式を行ってから、披露宴はタキシードとドレスというパターンもありますし、挙式当日はドレスにするけど前撮りで和装撮影をする方も増えていますね。
それと、結婚する新郎新婦様の平均年齢がアップしている事も和婚ブームの理由の1つだと思います。
ノエルでは、和装の中でも特に黒引き振袖(通称=黒引き)が人気です。
黒引きは、黒地に豪華なデザインがあり、大人の女性っぽく感じる和装です。
結婚の平均年齢がアップする事により、より大人らしさを演出出来る和装だから「和婚式」に注目が集まっているんだと思いますよ。

たしかに芸能人の影響は大きいかもしれませんね。
和婚以外にも今後の結婚式を考えるにあたって、何かお考えの事はありますか?

私は、近い将来を考えるのであれば、これからの結婚式スタイルとしては、あらゆる面で二極化が進むと思いますよ。
・規模(ゲストが大人数・大規模派。身内だけの少人数派。)
・費用(高級外資ホテル等での富裕層派。レストラン等での低価格派。)
・年齢(婚活・アラフォー世代。できちゃった婚などの若い世代。)
それと社会的な動きが活発になるでしょう。
例えばエコロジーへの取り組みなどの環境問題とリンクした結婚式がポイントになるのではないでしょうか。

私もそう思いますよ。
環境問題に対する関心の高まりは、確実に結婚式にも表れてきています。
また私は、本当に良い結婚式を追求すると「コンセプトウエディング」、つまりコンセプトがしっかりしたウエディングが注目されてくると思います。

株式会社ノエル 代表取締役社長 肥留間 龍

私も、本質を見極めたウエディングプロデュースが必要であると強く感じています。
ノエルの軽井沢店を例に挙げますと、「本物の教会」でのニーズが非常に高まっています。
私どもノエルの考え方は、軽井沢ウエディングをプロデュースすると同時に新郎新婦様にとって、軽井沢という地を「想い出の聖地」にプロデュースする事なんです。
新郎新婦様が結婚式を挙げた10年後に想い出の聖地に戻ってきて、「ここで10年前に結婚式をしたんだよね。本当に楽しかったよね♪軽井沢で結婚式をしてよかった!」と話をしてもらえるようになれればいいなぁと思っています。
このように結婚式から年月が経過しても「特別な場所」があるという事は、お二人にとっても生きていく中で、本当に素晴らしい事です。
ですので、これから結婚式をされる新郎新婦様には、是非とも「結婚式当日の事だけを考えないで、その後のお二人の人生を華やかにする事まで視野に入れた」結婚式を提案させて頂きたいです。
ありきたりですけど、「結婚式は終わりではなく、スタート」ですから。
心にいつまでも残る結婚式を行うと心が豊かになりますからね。

同感ですね。
こういったご時世ですから、「偽物」は排除されていくのではないでしょうか。
ひとつひとつの意味が追求されていって、その中で結婚式が見直されて、また新しい価値観が生まれてくるんだと思います。

また昔と比べて変わったことのひとつに、「仲人がいなくなってきている」ことが挙げられます。
リクルート社の2007年度ゼクシィ結婚トレンド調査では、首都圏で仲人を立てたカップルは0.7%と伺いました。
自由恋愛が一般化され、お見合いが減少したので仲人の存在が不必要になってきましたが…昔は、仲人さんがこれから結婚をするお2人に対し、結婚式をする意味、意義、価値などを伝えてきましたからね。
現代社会は、それを伝える人がいなくなっているので、我々プロデュース会社が仲人の代わりに結婚式をする意味や意義、価値を伝える役割を担っていくことは重要かと思います。結婚式は絶対に大切にするべきイベント、大事な大事な日本文化ですから!

技術的な進歩も目を見張るものがあります。
10年前だと考えもできなかったことが、技術の進歩で当たり前にできるようになってきているのはすごいですよ。
インターネットや携帯電話はここ何年かで急速に広まりましたからね。
例えば、招待状をペーパーレスにしたり、WEB上で式の様子を生中継したり…。
おじいちゃん、おばあちゃんが直接会場に来ることができなくても、インターネットを通じて見ることができます。
こういったところから、また新たなニーズが生まれてくるのではないでしょうか。

私もそう思います。
それと昔はイメージが悪かった「できちゃった婚」ですが、現在は「マタニティウエディング」や「授かり婚」と言葉も変わり、決して悪いイメージではなく、結婚と妊娠とで、ダブルでハッピー。おめでたい事が二度続く。という風潮になってきましたね。
さらに今後は、結婚式を行う意味をしっかり理解して頂ければ、赤ちゃんが生まれた後にでも結婚式をしようという積極的な気持ちになるんじゃないでしょうか。
もちろん、出産後は子育てに追われ、結婚式なんて出来ない。と感じる方が多いと思いますが、ウエディング業界は、出産後で大変な新婦様をきちんとケア・サポート出来る準備しなければなりませんよね。
赤ちゃんと旦那様と3人一緒に結婚式…WITH赤ちゃん結婚式というのも、今後流行るかもしれませんね。

株式会社ファーストアドバンテージ 代表取締役 桂 太郎

LADIRB(ラディーブ)では、「できちゃった婚」と呼ばないで、「ママリッジ」と呼んできます。
「できちゃった婚」だとどうもマイナスのイメージワードなんですよね。
結婚式は常にプラスでなければなりませんので、「ママ(母)」と「マリッジ(結婚)」を合体させて「ママリッジ」と名付けご好評を頂いています。
「お腹の中にいても外にいてもママと一緒」と定義して、お腹の中に赤ちゃんがいるメリットデメリットを全て新郎新婦様へお伝えしています。
近年、結婚式を挙げられる新郎新婦様の30%位の方が妊娠していますからね。
業界自体で取り組んでいくべき課題だと思います。

LADIRB(ラディーブ)さんでは、もう既にWITH赤ちゃん結婚式を積極的に行っていらっしゃるんですね。
素晴らしい活動だと思います。

今後のウエディングの話をするとワクワクしますね。
桂さんからも多数の意見をお伺いする事が出来て、これだけ「今後の結婚式」についてイメージが明確であるならば、今後もさらにウエディング業界は進化を続け、今以上にサービスは向上し、新郎新婦様に喜んで頂ける結婚式に成長が出来ますね。
非常に高いポテンシャルを秘めている証拠だと思います。

私達ウエディングプロデュース会社が、結婚式がますます魅力的になるようにリードしていかなければなりませんね。

まとめ「これからの結婚式はこう変わる!」

  • 一.今まさにブーム?!日本人の心「和婚式」
  • 一.会場を決める前に、コンセプトを決める「コンセプトウエディング」
  • 一.物事の本質を見極める「本物志向ウエディング」
  • 一.赤ちゃんと一緒「ママリッジ(授かり婚)」
  • 一.環境問題も視野に入れた地球に優しい「エコウエディング」