記念すべき第1回のテーマは「プロから見た本当に「いい」結婚式とは?」です。
それでは、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、桂さんから見るウエディング業界の問題って何だと思われますか?
ウエディングの問題は、会場側が「リピートしないものと思いこんでいること」と思います。
リピートしないから、会場側は「いくらこの2人から取れるだろうか?」という視点になってしまっています。
ですよね。
なので、当社がLADIRB(ラディーブ)を始めるにあたり最初に考えたのは、逆転の発想で「ウエディングをリピートビジネスにするためにはどうしたらいいか」ということです。
たどり着いた結論は、列席者にもう一度私達のサービスを受けてもらうことをリピートと呼べば、リピートビジネスになるのではないか。そのためには、列席者に「本当にいい結婚式だった」と心から思ってもらうこと、が重要だと思っています。
なるほど。

会社として会場を建ててしまいますと、色々と問題が発生します。
友達が挙げた会場で私も…そこではNGですよね、少し昔ならOKだったかもしれませんが。
昔は、理想の結婚式という「王道」みたいなものがあったんですけどね…ホテルウエディングのように。
今はインターネットが普及し、新郎新婦様のニーズがとても多様化しています。
だから当社は、プロデュースという切り口からウエディング業界に入ってきたんです。
もともとはコンサルティングなので、まったくの異業種から見る新しいウエディングスタイルが確立できたんだと思いますよ。
本来お客様は買い物をする時に「ものさし」を持っていますよね。
こっちのスーパーのほうが牛乳は安いけど、卵はあっちのスーパーが安いなど…。
しかし、結婚式は一生に一度のことなので、皆さん「ものさし」を全く持っていないんです。
ですよね。
だから、誠実な姿勢が重要になりますよね。
さて肥留間さん、他に問題点はお感じになられてますか?
どこの業界も同様の問題が懸念材料になっていると思いますが残念ながら、特にウエディング業界のプランナー離職率が高いと思うんです。
そうなると会社はハードに頼らざるを得ない。
建物は豪華でいいけど、サービスという中身が伴わない。
サービスが悪いと悪いうわさが立つ、という負の連鎖が起きるんです。
確かにそうですね。
人生で一番高い買い物は、家か車か結婚式かと言っても過言ではありませんよね?
家と車は形に残りますが、結婚式は形に残りづらいんです。
ハードではなくソフトの提供をいかに追求できるかだと思います。
業界サイドが人材やサービスに対する考え方を変えていかないとなりませんね。
厚生労働省の人口動態調査によれば、婚姻件数は約70万件台を推移しておりますがその中で実際に結婚式を挙げる人は、約半分と言われております。
これは大変な問題だと思います…。
もちろん新郎新婦様ごとに価値観は違いますが、近年多くの新郎新婦様が結婚式は意味がない、価値がない、と思っているのでは、ないでしょうか。
なんで結婚式をするのか?と聞かれたら、何と答えますか?

結婚式を挙げる理由として私は3つの意味を挙げています。
私が考える結婚式を挙げる3つの意味は、
(1)再確認(再認識)をする
・人間はひとりで生きているわけではないことを再確認
・それを実感できる唯一の場
(2)今までの感謝をする
・普段伝える事が出来ない「ありがとう」と伝える最高のタイミング
・感謝の気持ちを言葉や行動に表す事が出来る場
(3)これからもよろしくお願いしますとお願いする
・これからの人生を応援してもらうため
・これからも一緒に生きていくため
感謝の気持ちとお願いを直接伝え、これらを肌で実感できるのが結婚式であり、この体験、この一生の思い出が出来る事がプライスレスだと思いますのでこのような事を意識している結婚式がいい結婚式だと思います。
そうですね、私どもも結婚式に意味を与えるとすると、感謝を伝えるセレモニー、と答えていますね。
結婚式は、生きている中で自分たちの大切な人が一堂に会する唯一の機会ですので、それを気付かずに逃してしまっていいのですか?と結婚式を行うのを悩んでいる新郎新婦様にはお伝えしたいです。
昔、世間体を気にして仕方なく結婚式をしている新郎新婦様もいましたよね。
今はラッキーな事にやりたい人だけできる時代。
だから本当に意味、価値、意義がないとダメなんだと思います。
だって一生に一度みんなが集まるタイミングは、結婚式しかないんですから!
非常にもったいないですよね。
全くの同感です。
本当にもったいないです。
お互いの家族が一同に揃うことでより相手の顔が見えてきますし、親族や友人からのサポートも強力になると思いますよ。
まさに人生サポートの先行投資ですね。
例えばですが、すごく仲がいい友達が結婚する時に、自分がその結婚式に呼ばれているか呼ばれていないかって結構重要じゃないですか?
その友達とどれだけ仲がいいかを図るもののような気がします。
そうですね。
結婚式は、新郎新婦の親族、友人、関わった人それぞれがつながりを感じ、この新郎新婦をサポートしてあげようと思える場だと思います。
思い思いやられることで、みんなが笑顔になるんです。
幸せな人を見ると幸せになりますもの。
結婚式はそれが一番当てはまると思います。
つまり、いい結婚式とは「幸せがお裾分けされて、参加者全員が「参加してよかったなぁ」と心から思える」結婚式を指すということでしょうね。